こんにちは!
自分軸を育てる子育て 心理カウンセラーの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたはわが子が学校に行かないこと、学校に行けない状態にあることに悩んでいませんか?
昨年、2023年10月に文部科学省から発表された小中学校の不登校の児童生徒数は29万人、過去最多となりました。
不登校の定義は
長期欠席者(年間30日以上 の欠席者)のうち『何らかの心理的,情緒的,身体的あるいは社会的要因・背景により, 登校しないあるいはしたくともできない状況にある者』ただし,病気や経済的な理由に よる者を除いた者をいう。
文部科学省の「学校基本調査」
つまり、病気や経済的な理由以外の要因・背景で年間30日以上の欠席をしている児童生徒が文部科学省の定義による不登校ということになります。
でも、不登校傾向、隠れ不登校・五月雨登校・学校に行きしぶっている子どもたちなど、様々な言葉で表現されている、学校には行っているものの、本当は学校に行ける状態ではないけども頑張って通っているという子どもたちがもっともっとたくさんいます。
なんとか頑張って学校に行っている子どもたち。
苦しさや辛い気持ちを抱えながら、学校に通っている不登校傾の子どもたち。
学校でも少しずつ不登校傾向にあるお子さんたちに対応しているところも増えてきていますが、
学校に来てさえくれれば対応できるという学校もありますが、
実際に家に学校に行けない状態のお子さんがいると、
親としてどうしたらいいか途方に暮れる気持ちになることもありますね。
学校がある日なのに子どもが学校に行けずに家にいると、
心配な気持ちになってしまう親御さんもいらっしゃると思います。
そんなとき親であるあなたは、
わが子がどんな状態でも受け入れるということを覚悟を持つことが大切になります。
そのままのありのままのお子さんを認めてあげることがとても大切なことなのです。
うちの子は不登校でもいい
うちの子は学校に行けないときがあってもいい
うちの子は学校に遅刻していくことがあってもいい
うちの子は心が強くなくてもいい
うちの子は勉強ができなくてもいい
うちの子はお手伝いをしなくてもいい
うちの子は忘れ物をすることがあってもいい
うちの子はゲームをやっていてもいい
うちの子は寝すぎることがあってもいい
うちの子は親のいうことをきかなくたっていい
うちの子は社交的ではなくてもいい
うちの子は人に迷惑をかけることがあってもいい
うちの子は部屋が散らかっていてもいい
というふうに、どんな状態のお子さんであっても、
受け入れる覚悟の気持ちを持つことが大切なのです。
そして、
「あなたは、どんな状態のあなたでもいいんだよ」
「どんなあなたでも愛しているよ。あなたのことをきらいになることはないからね。」
ということをお子さんに伝えてあげてくださいね。
子どもによっては、自分の気持ちや他者の気持ちに気づきにくい特性があることもあります。
それでも何度でも何度でも親の子どもを愛している気持ちを伝えてあげてくださいね。
ありのままの自分を認めてもらった子どもは、
「このままの自分でいいんだ!」
と、どんな状態の自分にも、ありのままの自分にも自信を持てるようになっていきますよ。
お子さんのどんな状態も受け入れる覚悟を持つこと、無条件の愛を示すことが、親であるあなたの、そして、お子さんの自分軸を育てていくためにとても大切なことになります。