あけましておめでとうございます。
自分軸を育てる子育て 心理カウンセラーの黒瀧素子（くろたきもとこ）です。
今年もよろしくお願いいたします。
２０２４年になりましたね。
あなたは年が明けて、今年はどんな年にしたいと思っていますか？
私は２０２４年は行動することに力を入れていくと決めました。
あなたは、今回の年末年始はどのように過ごされましたか？
私は今回の年末年始をものすごく楽に過ごすことができるようになったと感じました。
それは、今まで年末年始に苦しさを感じていた観念を修正して手放してきたからなのです。
観念とはマイルール。つまり、主観的なものごとのとらえ方・判断基準のことです。
毎年毎年訪れる年末年始、私は今までたくさんの観念・マイルールを持っていました。
・大掃除は家族みんなで隅々まできちんとやらないといけない
・年賀状を完璧に作らなくてはいけない
・実家には元旦に行かないといけない
・お節料理を作らないといけない
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ても、これらは観念・マイルールであること、そして、無理なことに気づくことができました。
例えば、『大掃除は家族みんなで隅々まできちんとやらないといけない』という観念ですが、
『家族みんなで』という時点で、大掃除に対する基準は家族それぞれみんなちがいます。
大掃除をしなければいけないと思っている人もいれば、別にしなくてもいいと思っている人もいる。
掃除をやってと頼まれればやる人もいる人もいる。
やってくれたとしても、基準があるとその基準に達していなかった人がいた場合に不満という感情が生まれることになります。
大掃除で窓掃除をしたとしても、
私は以前、”窓の隅まで細かい汚れまでとってきれいにするべき”という基準を持っていたのですが、
その基準に達していない人がいると、イライラしたりモヤモヤしたりといった感情が動いていました。
もちろん、私の基準に沿って家族が掃除してくれたら、つまり家族が私の思い通りに動いてくれたら、うれしい気持ちになることもあったかもしれません。
でも、自分ではない相手のことを自分の思い通りに動くようにすることは本来できないことなのです。
「このように掃除して欲しい」というふうに相手に希望を話して伝えることはできますが、
その希望通りにやるかやらないかは、相手が決めることです。
相手のことを思い通りに動かそうとすることはできないこと＝無理なことなのです。
よくよく考えたら、相手のことを変えようとすることは無理なことということはわかりそうなことですが、
観念とは自分の中では当たり前と思っていることなので、
自分ではなかなか気づくことができません。
私は無理なことをやろうとして、できなくて苦しくなっていたのですね。
私には私の観念があるように、相手には相手の観念があります。
イライラやモヤモヤといった苦しみの感情は自分の観念が原因で起こっていたということがわかってから、苦しみが起きない観念に修正していったのです。
元々の観念
『大掃除は家族みんなで隅々まできちんとやらないといけない』
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修正した観念
『大掃除はできればいいけど、できる範囲でやればいいし、忙しくてできないことがあっても問題はない。完璧主義は苦しくなるので、隅々まできちんとできることよりも、まずとりかかったこと、やってくれたことに目を向けるようにする。手伝ってくれた人には感謝の気持ちを伝えるようにして、手伝ってくれない人がいても、相手がどう判断するかは相手が決めることなので、相手の判断も大切にする』
というような感じです。
たとえば、昨日は大晦日でした。
玄関のタイルをモップで洗剤もつけて水拭きしたら、とてもさっぱりしました♪
ただ、あまり時間がなかったこともあったので、できる時間の範囲でやれることに絞るように意識をしました。完璧をめざさないように意識しました。
なので、大晦日、家族と温泉に行くこともできゆったりと過ごすことができたのです。
このように、
自分を苦しめる観念を修正していくと、苦しみが減り、楽に生きていくことができるようになっていく
のです。
家事は、やってもやってもキリがないという見方もできますが、
そのようにとらえていると、できていないところばかりを見てしまって苦しくなります。
ですから、自分で”ここまでやる”という範囲を決めて取り組むことが大切ですよ。
観念を修正して、手放して、楽に生きていきましょう。
