こんにちは!
自分軸を育てる子育て心理カウンセラーの黒瀧素子です。
子育て中のあなたは、子どもが学校に行かないということで悩んではいませんか?
今月に入るころに、子どもが学校を休み出すということがありました。
現在中学3年なのですが、
中1の時にも行かなくなったことがあったので、
また!?
ずっと行かなくなるのだろうか?
あの時のように、不安な気持ちで毎日過ごすのだろうか?
学校に行くようにするために、大変になるのだろうか?
はたまた将来自立できるのだろうか?
と、さまざまな心配な気持ちに襲われそうになりました。
ただ、子どもが学校に行きたくないというのは前々からわかっていました。
3年生になり、
2年生の時よりも調子がよくないところが見えていたので、
学校休みそうだなぁと予兆を感じていました。
ですので、
行きたくない気持ちを出せている。
自分の気持ちに正直になっている。
というところはいいともとれるな、とも思いました。
「学校は行かなくてもいい」
という言葉をよく耳にするようになりました。
でも、私は、
不適応状態を改善することによって行けるようになるのであれば、
学校に行った方がいいと考えています。
もちろん、学校に行けない状態が悪いと言っているのではありません。
子どもが中1の時の前回も、中3の今回も、
まずは長引かないようにできるだけのことをしました。
行かない期間が長くなると、
ますます学校に行きにくくなるからです。
やれることはやって、
それでも行けなかったら、
またその時にどうしようか考えようと思っていました。
そして、
できるだけリラックスして、
自分自身・親自身が参ってしまわないようにと、
気負わないように心がけて過ごすようにしていました。
様子を見ながら対応した結果、
今回は
8日間続けて休んだ後に、
きっかけになったのかはわかりませんが、
9日目の午後から登校しはじめ、
次の日からは通常通いだすようになりました。
中学3年生といえば、次は高校に進学する大事な時期です。
休んでいる間は、日中も長時間寝ていることが多かったのですが、
徐々に元気になってきていました。
「(高校は)通信制がいい」
と言い出す子どもと、
”通信制”というキーワードで検索してみて、そもそもどこにどんな高校があるのか?
それぞれの高校はどんな風な授業があるのか?
部活動はどんなのがあるのか?
高校を出た後はどうするのか?
専門学校に行くとすればどんな感じなのか?
将来どうしていきたいのか?
ちょっと先の未来を見つめた時間を過ごすことができました。
担任の先生ともいろいろお話しすることができてよかったです
子どもなりに、
自分はこの先どうしていくのがいいのかを考えてはいます。
ただ、なかなか今の段階では、
子どもの頭だけで考えているだけではわからないこと
私もわからないことがいっぱいあるな、
ということを実感しました。
『何がわからないのかがわかった』
というところでしょうか。
わからないことがわかったので、
次はどうしたらいいのか?
考えたり、
調べたり、
人にきいたり、
と、
次にやればいいことが見えてきました。
それぞれのお子さんにもよりますし、それぞれの状況にもよるので、一概に言えることではありません。
うちの子の場合は、
学校に行ってない状態を今よしとするのは、
次のどんな道に進んだとしても、
何かにつけ理由を見つけてきてはできない・・となるのではないか?
と思われました。
そこの考えは、夫とも一致していました。
なにより、今までも行けていたのですから、
行く力はあると信じることもできました。
なので、学校に行かせるという選択をしました。
将来自立することができない、ということにならないために、
今のうちにできることはしておこうと、
改めて私の心に誓う機会にもなりりました!
子どもにはこんな力をつけさせたい!と思っているところがあります。
ちょっと先延ばしにしていたところも、
”今私が動かなければ!”
と思わされた出来事でもありました。
心理カウンセラーになるために不登校についても学びましたが、
今回の休みが長引かなかったのはそういう不登校の知識があったからだとも思います。
ちょっとまちがった対応をしていたな。
そのために休むことになってしまったかもしれない。
との気づきもあって、
そこを修正する
いい機会だったと思います。
2年前は、
まさか学校に行かなくなるとは思っていませんから、すごくびっくりして、
えー?学校休むの~?
と、突然(のようにその時は感じた)学校に行かなくなった娘に、けっこう動揺しました。
そのころは、不登校についても学んでいたのもあったので、
それほど長く休むことなく再び行けるようになったのだと思います。
そして、
その時の経験もあることで、今回も割と落ち着いて行動できた部分もありました。
子育ては、
学ぶことでだいぶ楽になるんだなぁ
と、
改めて実感したところです。
娘に対してはけっこうきつく言う場面もありました。
本当はこういう言葉を言いたいんじゃないのに(><)
とわかってはいるんだよな、
と、客観的に見ている自分もいました。
私の”メタ認知”の力がが少しは高まってきているようです♪
今回の学校に続けていかなくなったのは、
はじめてではなかったし、
不登校になりそうだな~という予兆もあったので、
カウンセリングの勉強でも不登校についても学んでいることもあって、
(前回よりも)落ち着いて対処でき、また学校にもどることができた子どもです。
表情もどこか吹っ切れたようなところも見られます。
不登校を解決したければ、対応は早い方がいいのです。
子どもが元気になってほしいのであれば、
学校に行かないでおうちにいれば元気になることはできるかもしれません。
でも、不登校を解決したければ、
不登校専門のカウンセラーに相談するという方法もありますよ。
学校がある日に家にいる子どもをみていると、
学校行かないのはもったいないんじゃないかな?と思います。
もちろん、
学校に行くばかりが正解ではありません。
不登校を経験したことが、
人生において大切な経験となった人ももちろんいるからです。
本当にどうしようもなく、学校に行くことができない、
ということもありますので、
一概に言えることではありません。
お子さんが不登校で悩んでいる・解決したいと考えている親のあなたは、
長い目で見て考えてみてください。
お子さんの未来を見据えて、今の行動をしてくださいね。
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