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こんばんは!
自分軸を育てる子育て心理カウンセラーの黒瀧素子です。
あなたはつい、言葉だけで判断してしまっていることはありませんか?
いよいよ子どもたちも新年度のスタートですね!
私は、始業式の前日、この春中学3年生になった娘の春休みの宿題に付き合いました。
残っていた宿題は国語の一部、英語のまる付け、数学1問。
国語は漢字などの問題数が多くて、口では
『やだ』
と、何度も言いながらも、
私も一緒にやって、娘はけっこう楽しく取り組んでやっていました。
中学校時代私はけっこう学校の勉強を頑張っていたので、
問題を見ると懐かしく、つい私の方が楽しんでしまっていてのかもしれません。
そして、
夕方前にはなんとすべて終わらせることができました。
娘は中学に入ってから、長期休みの宿題を全部終えたのは初めてだったのです。
中学に入ってから、学校から出される課題の多さに辟易してしまい、
一時期学校にも行かなくなってしまった娘ですので、
今回の春休みは、先のことを考えて早めに取り組む姿を見ることができて、すごく成長を感じました(#^^#)!
春休みに入ってから、
いつもだったら
なんでやらなきゃいけないの?
と毎回言っていた、苦手にしている(興味のない)社会を一番先に終わらせていたり、
私が仕事から帰ったら、宿題をやっていたということもあってびっくりしたりと、
今までにないことがあったので、この春休みはいけるかも?と思ってはいたのですが。
これまで、娘は長期休みの最後の日になって、
宿題、全然進んでない! とか、 ほとんど手を付けてない!
ということがよくありました。
でも、
“ちゃんとやらなくちゃいけない”
という気持ちも持っていて、
どうしたらいいのか困っているようでした。
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話をしていてわかったのは、娘の中にあったのは、
・ちゃんと宿題を提出しないといけない
・宿題を出していないとはずかしい
というプライドでした。だったらさっさとやればいいのに‥と思うのですが・・・
昨年の夏休み後も宿題をやっていないから学校に行きたくないと言い出したのですが、
話し合いの結果、”宿題をやっていなくても学校には行く” ということを約束しました。
そのあとも、
宿題といっても色々あるので、それぞれの教科や種類で、
どんなところがどうして苦手なのかを聞いたりして、
一緒に考えたりアドバイスすることもありました。
そして、娘なりに、
・興味がなくてもどうせ提出しなくてはいけないものはやる。
・時間がないときは、答えを見てでもいいからやってしまう。まず、提出することが優先。
・どうしても無理なものはあきらめる。
など、自分のできることとできないことを確認しながら、
少しずつ折り合いをつけるということができるようになってきました。
娘の
『イヤだ』
と言っている言葉だけを聞くと、
イヤなんだろうな、
とか、
やりたくないんだろうな、
と思うのですが、
気持ちが表れるのは言葉だけではありません!
表情や声の調子やなどの言葉以外の部分にも気持ちが現れているのです。
なので、子どもの気持ちがわからないというお悩みをお持ちの方は、子どもの表情や声の調子・姿勢などをよ~く見てみてくださいね。
(これを“非言語コミュニケーション“と言います。)
子どもの言っていること(言葉)にももちろん気持ちは入っているのですが、
表情だったり声の質(早い・遅い、トーンが上がったり下がったり、声が高かったり低かったり)などの部分も注意して見てあげてくださいね。
娘とよく話しをしたので、言葉からも、本当はちゃんとやりたい気持ちをもっていたことがわかりましたが、
・口ではイヤだと言いながら、本当はやりたい気持ち、
・口ではやるといっているけど、本当はイヤな気持ち
・どうしても無理だと感じていること・できないこと
など、本当はどう思っているのかが表情や声のトーン、姿勢などに現れてくるものです。
もちろん、うまく現せないお子さんもいることでしょう。
最初はどうみたらいいか親のあなたもよくわからないこともあるでしょう。
でも、子どもの持っている力を信じて根気強く見ていれば、わかってくることや今できなくてもできるようになってくることもあるのです。
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『ヤだ!(漢字の)問題が多すぎる!』
と、娘は何度も言っていましたが、
問題を解いている間に楽しそうな表情を何度も浮かべていたのが見えたので、
勉強がそんなに嫌いでもないのかもしれない
ということを感じました。
現に漢字でも、気持ちが乗ってきたらどんどん進んでいくようになりました。興味がある漢字なら自分から調べているのです。娘には娘の世界観があるのです。
それに、
私も楽しんでいたのが伝わったのもあるでしょう。
これなら娘が好きなことだから楽しいだろうな、
と、娘の好みに合わせて一緒に笑いながらやるように意識していました。
大人ももちろんそうですが、子どもは特に、ありのままの自分を認めてもらえるとうれしいと感じます。
娘は好き嫌いが激しく、
興味ないものはとことん興味持てないですが、
興味を持って楽しくなったら、すごい集中力を持っています。
子どもが幸せに生きていくために、
ぜひ、子どもの本当の気持ちに寄り添ってあげてくださいね。
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